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介護:容態急変

平成20年4月5日午后

私が迎えに行ったのは3時過ぎであった。

千葉の介護施設において昼食までは良かったが、3時のお茶が自分で飲めなかったようだ。
茶碗を自分の口に持っていけないのだ。

少し風邪をひいているようで熱が7度9分あった。

いつもなら手を引いてもらう程度で車まで歩き自分で車に乗れた(やっとだが)のだが、その日の父は足が前になかなか出なかった。

それでもやっとの思いで乗車した。

車中いつもの父とは様子が違った。

後部座席で殆どしゃべらずボーッとしていた。

家について・・・いつもなら何とか自力でおりるのだが、全く足が外に出ず自力で降りることができなかった。

父を抱えて車から降ろしたが、全く歩けない。

妹婿に協力してもらって階段を登り何とか家の中にたどり着いた。

介護施設に電話して、昼食の内容を聞くと、普通のご飯だったと言うのでお寿司を買ってきた。

もう自分でお寿司を自分の口に運ぶこともできなかった。

お寿司を持った手が口に行かないのだ。

お寿司が顎の下にあって、それを食べようと口をぱくぱくさせていた。

私は、お寿司を三分の一程度に切ってぱくぱくしている父の口に運んだ。

いつもの食欲は無く、私の四分の一程度で「もういい・・・お腹一杯」と言った。

つい最近まで私以上に食べていたのに・・・


父をベッドに運び寝かせた。


突然、「あああああああ・・・」と叫ぶので父の部屋に行ってみると、手が上から引っ張られるような仕草で両の手を振るわせている。

「大丈夫だよ・・・何も無いよ。」と言うと今度は腕をベッドの両脇に届くように開いて端を強く掴んで「ああああああ・・・」と叫びながら腰を上下にバタバタと振るわせている。

「大丈夫だよ・・何も無いよ。」と何度も言い聞かせやっと静まった。

この夜はそんな事が何度も起きた。


翌朝「あああああああああああうぅぅぅうううううう・・」という叫び声で目が覚めた。

父はパンツを半分おろした状態でベッドの下で仰向けになってわめいていた。

ズボン下もシャツもシーツも全てオシッコで濡れていた。

まず、ズボン下を脱がせてリハビリパンツを脱がせると、(下半身が裸の状態で)「オシッコが漏れる」と言うので、父を持ち上げてベッド脇のポータブルに腰かけさせようとした。

父の後ろから両脇を抱えて移動を試みている最中に父は腰を硬直させて移動に抵抗する。

こんしんの力でポータブに座らせた瞬間に放尿した。

下着を着せ替えて、シーツを新しいものに取り替えてベッドに寝かせ朝食の準備にとりかった。

やはり朝食も自力では食べられない。

小さなお茶碗半分程度のおじやを長時間かけて食べさせた。

汚れた衣類を洗濯していると又「あああああああああああ・・・・」と叫ぶ。

夕べと同じだ。

手を上に上げて両手と腰を振るわせていた。

そんな日曜日が過ぎて月曜日になったので、朝一で介護センターに連絡し、父の急変に関して相談した。

風邪もあったので、近くの医師に往診してもらった。

ケアマネージャーさんにも来てもらって医師とケアマネさんと私の三人で今後の方針について話し合った。

医師とケアマネさんが来ている時までは自力で食べ物を口に出来なかったが、3時頃に「腹が減った」という父に温かいオジヤを持っていくと・・・先ほどの状況がウソみたいに自力で食べ始めた。

自力はまだ立てない。

 

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介護:回復

平成20年4月8日(火)

朝物音で目が覚めると、父が私を凝視していた。

立っているではないか。

自力でベッドから降りて歩いて来たらしい。

土曜日から容態急変し寝たきり状態だったのが、今朝は一変して以前の父に戻っている。

良かった。・・・本当に良かった。

だが、ケアマネさんや介護会社の方々に予定変更を依頼したばかりなのに又依頼の再変更をしなくてはならない。・・まあ良い方への変更だから良しとしよう。

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介護:対策尽きた父の徘徊防止策

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父が階段で横転して大怪我をした。

カギのかかった門を乗り越えて、門の外階段に着地する際に転んだのだ。 

幸いにして、腕を手と足の打撲と擦り傷で済んだが、もし頭をコンクリートの階段に強打していたら命に関わっていただろう。

 徘徊防止のために門に南京錠を付けていたが、門を乗り越えてでも外に出ようとする父を止めることも出来なくなった。

「徘徊やむなし」・・・か?

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介護:早朝徘徊・・転んで・・救急車のお世話になりました。

早朝・・・ピンポーンとチャイムが鳴った。

「どなたですか?」

玄関の外から・・「おじいちゃんが大変なんです。」

「すみません。 ちょっとお待ち下さい。」

急いで衣服を着替えて玄関を開けた。

「おじいちゃんが、道で倒れているんだって!」・・・上階に住んでいる妹だった。

家の中を見渡すと父の姿がない。

妹は「じゃーね」と言って上階に姿を消した。

門の外には見知らぬおばあちゃんがいて、「お宅のおじいちゃんが坂道で倒れているんです。」と

私はそのおばあちゃんに道案内をしてもらい、父の倒れている場所に急行した。

 

父は、炉端に仰向けに寝ていた。

回りには近所の人や散歩中のひとが父を取り囲んでいた。

 

「すみません、お世話をかけます」と言って、父にかけよった。

 

「おじいちゃん・・大丈夫?」と声をかけると、「大丈夫」と言って起きあがろうとした。

「そのまま・・そのまま」

おでこから少し血が出ていた。

どうも前のめりに転んだようだ。

 

取り囲んでいる人々は心配そうに父を眺めている。

その中の近所のひとらしい中年の女性が、「救急車を呼びました。」と言った。

「どうもありがとうございます。 お手数をおかけしました。」と言い、万一もあるのでそのまま安静にして救急車を待った。

 

程なく救急車が到着した。

 

病院が決まったので、私は一旦家に帰り、保険証を小銭を持って病院へ追いかけた。

 

2時間もしただろうか、

救急診療室の前で待っていた私に、看護師さんが「こちらへどうぞ」と治療室に案内してくれた。

 

父は救急治療室の中のカーテンで囲まれたベッドに横たわたっていた。

 

「おじいちゃん・・・大丈夫?」と聞くと、「うん・・大丈夫」と返事。

しかし、少し青ざめているようにも見えた。

 

暫くすると先生が来て、「頭に異常はないようです。・・お帰りになって結構ですよ。」・・・

やれやれ・・・一安心ながら複雑な気持ちで父をつれて帰途についた。

 

この1年父は曜日や時間の区別がつかなくなっている。

夜中でも、早朝でも何時も親切にしてくれるデイサービスに行きたがるのだ。

 

夕方5時頃にデイサービスの人が父を送ってくれるのだが、

その数分後には、「あそこ(デイサービスのこと)に行かなくちゃ!」と言う。

外が暗くてもなんでも、寝るまで何度でも、デイサービスに行こうとする。

 

夜中にトイレに起きた時もデイサービスに行こうとして玄関を開けようとする。

早朝も同じだ。

 

例えば朝6時に起きたとしよう。

9時にデイサービスの人が迎えに来るまで、恐らく3分おきにはデイサービスに行こうとする。

 

「あと3時間で来るよ」、「あと2時間で来るよ」と言っても3分後には、デイサービスに行こうとする。

 

私が起きているときは、「まだだよ・・・家の中で待って下さい。」と言うが、寝ている時は止めようがないのだ。

 

 

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テーマ : 今日の出来事 - ジャンル : 日記

介護人は「怒る心」を捨てなければ生きていけない!

安眠妨害されたら、腹が立つのは普通ですよね!

早朝熟睡中、突然電子ピアノの大音量で目が覚めた。 

早朝5時、外はまだ暗かった。

 


「今何時だと思っているんだ!」

「外はくらいでしょ!」

「近所迷惑だから暗いうちのピアノはやめてくれ!」

「おれだって、眠れないじゃないか!」

 


「あそこに行かなくちゃならないから!」

全く言い訳にもならない返事だ。

会話が通じていない。

 

誰が考えたか「認知症」というワケの湧かない言葉!

「認知症」・・・そんな生やさしいもんじゃねえ!

あれは、精神異常以外のなにものでもない!

 

固有名詞が全く出てこないから、何を言っているのかわからない。

夜も昼も区別がつかず、時間もわからない。

家族がそばにいることも忘れている。

夜中に大きな声を出したり、あげくの果てに電子ピアノで大音量を出す。

頭の中は、何でも肯定してくれて「あなたは日本一」と褒めてくれるデイサービスのことだけ。

 

これってやっぱり認知症?

 

 

父は、若い頃からピアノを弾いている。

認知症とはとても思えない位、今でも時々自分の部屋に置いている電子ピアノを弾いているのだ。

あの年齢を考えればとても上手いし、認知の進行を弱めるためにもピアノは良いと思っていた。

固有名詞が全くない会話しか出来なくなった父でも、指はピアノの弾き方を覚えているのだから不思議?

 

なんで、こんな父の悪口をブログに書いているのか?

父の悪口をブログに書く悪い息子!

ブログに書くのは、私の精神状態を正常に保つ為の唯一の手段なのだから、神様仏様・・・勘弁して欲しい。

嫌なことがあると、他人にに話すか、何かにぶつけることによって気が収まりますよね。

 

辛いことを誰かに聞いてもらえない・・どこかに発散する場が持てなかったら・・・頭にきて・・・親殺しの殺人犯にさえなる可能性もあるかもしれない。

認知症の介護に疲れ切って侵した親殺しの人の気持ちが良くわかる。

 

そうならない為にも、自己防衛のためにも、介護する家族はこの大ストレスをどこかにぶちまけなければ、とても解消できるものではないのだ。

 

だから悪い息子だとわかっていても、このブログを書いている。

 

ブログは、誰にも迷惑をかけないストレス発散の方法にも使えるのだ。

 

しかし・・・

 

腹がたったこと自体、既に自分の心が侵されていることも事実。

 

もし、自分の心から「怒り」を取り除くことができれば・・・

 

そんな方法があれば誰か教えて欲しい。

 

今はブログで受けたストレスを解消するのみだ。

 

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テーマ : つぶやき - ジャンル : 日記

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