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介護:「何も期待しない」・・・「全ての結果を受け入れること」

父の介護で人生勉強

 

胚芽米

 

ほぼ毎日・・・午前4〜5時ごろから

 

玄関を「ドンドン」と叩く・・・目が覚める。

「まだ朝の4時だよ。・・・誰も来ないんだから寝てください。」

そんな会話を何度も繰り返す。

何度言っても、父は時間の概念が無くなっているのか?

私の言うことを聞く能力が無いのか?

すぐに忘れてしまうのか?

多分忘れるのだろう。

 

朝6時 胚芽米と普通のお米を自己ブレンドして水に浸す。

朝7時 朝食の支度開始

8時前 父の朝食開始

父は箸はもとより、スプーンさえ上手く使えないので、妻が一口一口おじやを父の口に運ぶ。

8時半 父の朝食終了

 

トイレに座らせる。

パンツを下ろし、父の両足を少し広げて、又の間から医療用手袋をはめた右手で父のお尻をウォッシュレットの温水で綺麗に洗う。

で、オムツをはじめ全部着替えさせる。

最後にベッドで父の足の治療をする。

 

そんな毎朝の介護をやっていても、

父は毎朝同じように4時ごろから起き出して、

玄関を叩き、私達を起こす。

 

何百回・・・いや千回同じように

「朝早くはだれも来ないよ・・・ゆっくり寝てください。」

と言っても、あくる朝には又同じ事を繰り返す。

 

 

父の介護からの教訓

 

1.父にはなに一つ期待しないこと。
2.父の現状を全て受け入れて対処すること。

 だ。

 

これは、認知症の父だけでなく、全てに言えることかもしれません。

 

1.他人や世間に何一つ期待しないで、「やらなくて当然」・・
「もしやってくれたら感謝する」心が大事です。 
2.他人や世間がすることを、全て「結果」として捉え、
適切と思われる対処をするのみ。
このよう考えれば、腹が立つことも少なくなり、
平常心で物事を捉えることができます。

 

今、毎日のように介護で問題がおきています。

老老介護、

介護疲れで自殺や殺人など

 

私は、これらは、期待してもしょうがないものに対して期待感を捨てられないから

腹が立ったり、心がパニックになったりしなくてすむのではないかと思います。

 

正直言って、同じ事を何十回も何百回も言わなければならないと

「腹を立ててはいけない」・・と思いつつも、自然に腹が立って頭が熱くなるもんなんです。

 

そんなときに、

「何も期待しない」、「今の結果に対処するのみ」

と自分に言い聞かせれば落ち着きますよ。

 

 

胚芽米

 


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